8pino hello world

8pinoというTrinket/Arduino互換のマイコンボードを買ってみました。

8pinoの特徴は何と言ってもその小ささ!
23.5mm x 8mm というサイズで、回路が無い部分をカットすれば、小指の爪ほどになります。



公式サイト http://8pino.strikingly.com/
販売 https://www.switch-science.com/catalog/2108/



スペックも"8"にこだわっています。
・8ピン
・幅 8mm
・厚み 0.8mm
・プロセッサ ATMEL ATTINY85
・8bit
・8MHz
・メモリ 8KB

・2014/8/8 午後8時8分に販売開始
・スイッチサイエンスでの初回の在庫数は88個
・お値段 888円


こんなに小さいので、USBの受け口がありませんが、このようにUSB Micro Bの中に差し込んで使います。背景の方眼は5mmです。




スケッチの書き込みにはTrinket用のArduinoIDEを使用します。8pino公式ベージからダウンロード。




Boardから、Adafruit Trinket 8MHz を選択。


Programmer から、USBTinyISP を選択。



int led = 1;

void setup() { 
  pinMode(led, OUTPUT); 
}

void loop() {
  digitalWrite(led, HIGH); // turn the LED on (HIGH is the voltage level)
  delay(888); // wait for 888msec
  digitalWrite(led, LOW); // turn the LED off by making the voltage LOW
  delay(888); // wait for 888msec
}

公式サイトにあるサンプルのスケッチを書き込んでみますが、ここで注意が必要です。

書き込みを受け付けるのは、電源投入後の10秒間程度なので、Macの場合は、USBケーブルを抜き差しして、すぐにIDEの書き込みボタンを押します。Windowsの場合は、書き込みボタンを押してからUSB抜き差しだそうです。
ちょっと面倒ですが、タイミングを見計らう感じが楽しいかも(最初だけだろう)



このサイズだと、ぬいぐるみの中に入れたり色々やりやすそうです。

サイトやパッケージのデザインがとても綺麗。電子工作が一般化して、見た目にも凝った製品が多くなったのはとても嬉しいです。