刺繍ミシンInnovis D400Jを使ってみた

April 17, 2015
慶應義塾大学SFCのメディアセンターで、刺繍ミシンを使わせてもらいました。





使用したのはbrother のinnovis D400Jという機種です。現在は販売していませんが、本体の定価は34,8000円。



元データは、花を生成しPDFで書き出す自作ソフトで作成しました。



保存したPDFをIllustratorで開き、同色を一体化するなど調整をしてから、WMF(Windows Meta File)として書き出します。



brotherのアプリでWMFを読込み、刺繍のパスに変換します。塗りは自動的にハッチングに変換されます。
縫いあがりシミュレーションを見ながら、縫い目の方向・大きさなど調整できます。この辺はCNCのCAMソフトと似ています。
データができたら専用のメモリーカードに書き出し、ミシンへ移動。



布を型枠にはめます。
布は薄いとヨレが発生し、厚すぎると針が通らない。布以外の素材では、フェルトはうまくいったけど、ニットは失敗したそうです。研究が必要です。



今回は、花びら2色、雌しべ1色、雄しべ1色の4色の糸を使います。ミシンにセットできるのは1色だけなので、それぞれの色が終わる毎に入れ替えます。セットの仕方は普通のミシンと同じ。少しややこしく感じますが、何度かやったら慣れました。



型枠を本体に固定します。



スイッチオン!


おおーー。キビキビした動きで素早く縫われていくのが見ていて楽しい!



そして完成したのがこちら。ふっくら感があって可愛らしい。



刺繍ミシンは成熟した製品で、完成度が高いものを作れる印象です。プログラムで生成したデータと柔らかい素材との対比で、面白みをだせそうな気がしました。導電糸を縫い付けられれば、電子部品ともつながって表現の幅が広がりそうです。


元データを作ったソフトは、Floweriumという花を育てるアプリの花の生成ロジックを使い、様々な花の形を作ることができます。
こちらからダウンロードしてお使い頂けます。

Flowerium Generator」4.6MB
※MacOSX 10.10でのみ動作確認済み。

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