SENSE of Wonder展

素材をテーマとした展覧会「SENSE of Wonder展」に行ってきました。




2つのフロアがあって、1階は色々な素材を集めた標本館のような展示。ありふれた素材が、加工や構造を工夫する事で新しい表情を見せていました。特に気になったのは、砂鉄で磁力線を可視化したものと、ホットボンドに小さな粒々をまぶしたもの。生理的にクる感じがありました。

2階は作家が「素材」を自由に捉えた作品。それぞれ全く別の視点からテーマに向き合っていて面白いです。八木澤さんの作品は、ポンプで空気を入れるとプロペラが回るという物。会場の空気を素材として使いつつ、展示会場の空気(雰囲気)に抗うという、ダブルミーニングになっています。


物質のの質感・性質の面白さに改めて気付かせてもらいました。最近、珍しく立体物を作っているので、自分の制作にも活かしたいところです。

https://www.facebook.com/sense.wonder