シンプルなテレビ台を作った

今までテレビとレコーダーを床置きしていたんですが、散らかって見えるのでテレビ台を作ることにしました。完成品がこちら↓


作り方を手順を追って紹介してきます。
  1. 材料の切断
  2. ダボ穴あけ
  3. 木ダボ打ち込み
  4. 接着
  5. やすりがけ
  6. 塗装


材料の切断

単純な形なので設計は手描きでこんな感じに。幅120cm、奥行き35cm、高さ12cm 、板厚はすべて2cmです。ちなみにテレビは40インチ。


材料はネットから材木屋さんにサイズ指定して購入。このサイズで、ナラの集積材だと9,350円でした。正確に切断されているので、張り合わせるだけで楽です。

>> マルトクショップ
https://shop.woodworks-marutoku.com/

ダボ穴あけ

今回初挑戦の木ダボの接合に必要な材料(木ダボ、ダボ穴用ドリル、ダボ穴位置合わせ金具)が、セットになったこちらの商品を使いました。

ダボ穴を開ける時に、ハンドドリルで垂直に降ろす必要があります。今回はフリーハンドで行いましたが、本当は専用の器具を使ったほうがいいようです。こういうやつ↓


穴を開けたら、位置合わせ金具をセットして、接合したい材を押し付けます。押し付けた材に目印のくぼみができるので、ドリルで穴を開けます。
(下の写真は、一度作業をしたあとで撮影用に金具を入れています。)


木ダボ打ち込み

穴に木工用ボンドを1/3くらい入れ、木ダボを押し入れます。自分はハンマーを使いましたが、バイスで圧入してもいいようです。今回使った木ダボは溝が浅いようで、ボンドが溝から出ずに、材料の導管から側面に出てしまいました。


接着

接合する面に木工用ボンドを薄く塗り、クランプでしっかりと固定します。12時間で完全硬化します。ボンドははみ出ると色がついてヤスリがけが面倒なので適量で。


ちなみに自分が使っている接着剤は「タイトボンド」です。硬化後に固くなるのでヤスリがけしやすいです。
サイズ違いが3種類くらいありますが、使用期限が2年位なので、頻繁に使わない人は小さなものを購入したほうがいいです。


やすりがけ

ボンドが硬化したらヤスリがけをします。番手は、#240、#400 で行いました。あまり細かくすると塗料が浸透しにくくなるそうです。ハンドサンダー(紙やすりを固定できる持ち手のついた器具)を使うと、平らに研磨できます。


塗装

いよいよ塗装ですが、その前に、濡らしたウエスでヤスリがけの粉を拭き取ってください。

塗料は「オスモ ノーマルクリア」を使いました。表面から適度に浸透し濡れ色になり、うっすら光沢が残ります。種類でいうとオイルステインだそうです。
自分は、刷毛で塗って濡れ色になる瞬間が、木工やっていて一番楽しいです。



全体に薄く塗り、15分〜20分ほど乾燥させます。


ウエスで表面の塗料を軽く拭き取ると、光沢が落ち着きしっとりとした質感になります。このまま12時間乾燥させます。



完成

12時間乾燥させて完成です!レコーダーとPS4がすっぽり納まって、スッキリしました。



ちなみに、移動させる時にレコーダーが壊れてしまい、今は何も入っていない状態です...。本末転倒。

使ったもの


Comments