VMware FusionでFlashDevelop

October 15, 2009
KAYACさんのエントリーで、MacでFlashDevelopを使うという話題があったので、自分も導入に挑戦してみました。


参考サイト
Flash制作に欠かせない3つのツール・來島編
Flash CS3 と FlashDevelop3 による開発


現在の環境
MacOSX SnowLeopard
VMware Fusion 2
Windwos XP HomeEdition
Flash CS4 Mac版


1:
FlashDevelopの最新版を入手し、Windowsにインストールします。
こちらのサイトに詳しく解説があります。
インストール方法


2:
AppleScriptを使って、FlashCS4のプレビューを実行するマクロを作ります。
アプリケーション - ユーティリティの中のAppleScriptエディタを開き、以下のコードを入力します。



/* ----------------------------------------------- */
tell application "Adobe Flash CS4" to activate

tell application "System Events"
delay 2
key code 76 using {command down}
end tell
/* ----------------------------------------------- */

Flashを手前にして、2秒待ってから、commandとEnterを同時押し。
ってことみたいです。

で、別名保存でアプリケーションとして保存します。
ちなみに僕は、FlashPreview.appとしました。


3.
QuickSilverを使い、VMwareFusionを監視し、ショートカットが押されたらFlashPreviewを起動するようにします。

QuickSilverは多機能なランチャーソフトだそうです。
最新版はこちらから。blacktree

基本的な考え方などはこちら。
コマンドランチャーだけではもったいない強力フリーウェア - QuickSilver

ただ、scope機能が上手くいかなかったので、デフォルトのショートカット[control+space]でQuickSilverを呼び出し、FlashPreviewを実行する事にしました。




以上で、VMwareFusion上のFlashDevelopから、MacのFlashCS4をプレビューできるようになりました。
ただ、僕がはまったのはここからで、.as .flaなどのファイルをMac, Winどちらに置いたらいいのかで悩みました。一つは、FlashDevelopのコードアシストを使いたいので、Win側にファイルを置き、Mac上のFlashCS4で.flaファイルを開く方法。もう一つは、Macにファイルを置き、FlshDevelopからMacのファイルを見に行く方法。

前者は、VMwareFusionがWindowsのファイルを随時見に行けない(多分)ので、断念しました。一旦終了すればアクセスできるようですが、それでは意味がないので。

で、後者の方法をやってみました。VMwareFusionのファイル共有機能を有効にすると、Windowsのデスクトップにマウントされます。FlashDevelopのファイルを開く、でここから.asファイルにアクセスしたら上手く開きました。次にプロジェクトファイルを開こうとしたところ以下のエラーが出て、読み込みできませんでした。

無効なURI:ホスト名を解析できませんでした。


で、結局、
WindwosのデスクトップにマウントされたMacのフォルダに、コンテキストメニューの「ネットワークドライブの割り当て」でドライブ名が割り当ててからアクセスしたら、プロジェクトファイルも問題なく読み出せるようになりました。


ということで、回り道をしつつ、ようやくFlashDevelopを使えるようになってよかったです。

有頂天家族

October 13, 2009



有頂天家族

糺ノ森に住む狸の名門・下鴨家の父・総一郎はある日、鍋にされ、あっけなくこの世を去ってしまった。遺されたのは母と頼りない四兄弟。長兄・矢一郎は生真面目だが土壇場に弱く、次兄・矢二郎は蛙になって井戸暮らし。三男・矢三郎は面白主義がいきすぎて周囲を困らせ、末弟・矢四郎は化けてもつい尻尾を出す未熟者。この四兄弟が一族の誇りを取り戻すべく、ある時は「腐れ大学生」ある時は「虎」に化けて京都の街を駆け回るも、そこにはいつも邪魔者が!かねてより犬猿の仲の狸、宿敵・夷川家の阿呆兄弟・金閣&銀閣、人間に恋をして能力を奪われ落ちぶれた天狗・赤玉先生、天狗を袖にし空を自在に飛び回る美女・弁天—。狸と天狗と人間が入り乱れて巻き起こす三つ巴の化かし合いが今日も始まった。



「京都」「腐れ大学生」「変人師匠」など、いつもの森見ワールドながら、今回は主人公が狸なので、ファンタジックな要素が加わり、いい意味でより漫画的になっている。終盤の疾走感のあるシーンなど、読みながらアニメーションが頭に浮かんできた。

また、タイトルの通り、家族の存在が物語の主題になっている。雷におびえる母のため子供達が全てを放擲して集まる話など、心温まった。

物語の仕掛けもとても巧みだ。中盤まで配置した複線を綺麗に回収し、終盤になだれ込む勢いはとても爽快だった。また、偉大なる父・下鴨総一郎の死をめぐるミステリチックな部分もよかった。

読後、京都旅行に行き、狸たちのねぐら「下鴨神社・糺の森」や、大学コンパのメッカ「鴨川デルタ」など、森見作品お馴染みの場所を巡ってみた。




著者: 森見 登美彦
単行本: 357ページ
出版社: 幻冬舎 (2007/9/25)
発売日: 2007/9/25
銀河不動産の超越

銀河不動産の超越



銀河不動産の超越

気力というものを、私は認識できない。危険を避け、頑張らなくても生きてこられる最適の道を吟味するのが私の人生だったのだ—すべてにおいてエネルギィが足りない青年・高橋が就職した銀河不動産。そこを訪れるのは、奇妙な要望を持ったお客ばかり。彼らに家を紹介するうちに、彼自身が不思議な家に住むことになり…。


タイトルから「銀河ヒッチハイクガイド」のようなSFコメディを想像して手に取ってみたが、全く違う内容だった。まぁ、ちょっとシュールな世界に巻き込まれていくところは似ているのかな・・。

その「ちょっとシュールな世界」が、あまり特別にも魅力的にも見えなかったため、その後に起こる出来事が、空回りして説得力が感じられなかった。自分の言ったギャグで笑ってるおじさんのような雰囲気。




著者: 森 博嗣
単行本: 252ページ
出版社: 講談社 (2009/9/8)
発売日: 2009/9/8