IFTTTとArduinoで作る侵入アラーム [2]Arduino の準備

IFTTT と Arduinoを繋いで、「扉が開いたらブザーが鳴り、Twitterに写真付きツイートをする」というデモを作ります。

今回は SparkFun製のWifiシールドを使って、Arduino をネットにつなぎます。



目次
[1]IFTTTのレシピを作る
[2]Arduino の準備
[3]ArduinoからIFTTTにリクエストを送る



Arduino の準備

今回は標準的な仕様のArduino Unoと SparkFun製のWiFiシールドを組み合わせて使います。
Ethernetが標準で付いている Arduino Leonardo Ethernet やWiFi機能が付いているArduino YÚNでもよいです。その場合、ネットに繋ぐ動作確認まではそれぞれの環境に従ってください。


■用意する物
Arduino Uno R3

CC3000 WiFi シールド

Arduinoシールド用ピンソケットのセット(R3対応)

赤外線距離センサー GP2Y0A21YK



■ハードウェアの準備
まず、Wifiシールドにピンソケットをハンダ付けします。
ハンダ付けのテクニックはこちらを参考にしてください。(ハンダ付け実習 7セグLED制御


Arduino Uno にWifiシールドを取り付けます。ピンが沢山あるので少し入りにくいですが、垂直に力を加えて曲がらないようにします。



次に距離センサーをArduinoに取り付けます。
赤い線 = 5V
黒い線 = GND
黄色い線 = A0



最後にUSBでPCとつなぎます。


■ライブラリのインストール
メーカーが配布しているライブラリを下記からダウンロードして、Arduinoのライブラリフォルダに入れます。
CC3000 Library

詳細な手順のチュートリアルはこちらから。> チュートリアル


■動作確認
Arduino IDEを再起動し、[ファイル]-[スケッチブック]-[Libraries]-[SFE_CC3000_Library]-[WebClient]を開きます。



SSID、パスワード、セキュリティの種類を、各自の環境に合わせて設定します。
char ap_ssid[] = "########"; // SSID of network
char ap_password[] = "########"; // Password of network
unsigned int ap_security = WLAN_SEC_WPA; // Security of network

Arduino にスケッチを書き込み、完了したらシリアルモニタを開きます。ボーレートは115200bpsに設定します。
しばらくするとwww.example.comにアクセスし、受け取ったhtmlが表示されます。これで動作確認できました。


ここまでの手順をまとめます
・ArduinoやWifiシールドなどハードウェアを用意する
・ライブラリをインストールする
・各自のネットワーク環境に合わせて設定を書き換え、動作確認。

次はセンサーの値が規定値を超えたら、IFTTT にリクエストを送ります。
[3]ArduinoからIFTTTにリクエストを送る