2019年1月の展示

先日見に行った展示会です。
  1. 三澤遥「続々」
  2. AGC Collaboration Exhibition 2018「ANIMATED」AGC studio
  3. 「ブルーノ・ムナーリ ― 役に立たない機械をつくった男」世田谷美術館
  4. JAID「1kg展」GOOD DESIGN MARUNOUCHI
  5. 「富士屋ホテルの営繕さん-建築の守り人-」LIXILギャラリー

三澤遥「続々」


それぞれの作品の着眼点が優れているのはもちろんのこと、仕上げや見せ方が美しく、実験的でありながら洗練された展示会だった。ここまでのクオリティで実装したからこその説得力を感じた。ユニークな視点と研ぎ澄まされた美意識。










AGC Collaboration Exhibition 2018「ANIMATED」


ガラスの新しい可能性を探る実験の結果生まれたサンプルを「標本」として収集した展示。踊る、飲む、波打つ、舞う、食べる。普通のガラスのイメージからは思いもよらない、さまざまな動詞で表現された作品たち。









「ブルーノ・ムナーリ ― 役に立たない機械をつくった男」


91年の生涯を約300点の作品で振り返る回顧展。仮設をたて実験する科学者のように、色や形の世界で試行を繰り返した足跡のようだった。誰もが創作できるようにモジュールを作る事や、数学理論からインスピレーションを受けた作品、偏光フィルムによる作品、作品で得た知見を元に子供向け玩具を販売することなど、自分の創作のスタンスと非常に通じるところがあった。作品集を見返して思考を追ってみたい。




JAID「1kg展」


国内自動車メーカーのインテリアデザイナが会社の枠組みを超えて、3Dプリンタの造形技術の可能性にチャレンジした作品展。丸の内の第一会場では、成果物の作品展示。池尻大橋の第2会場では、制作過程や大型3Dプリンタなどの展示を行っている。残念ながら自分は第2会場を見られなかったのだけど、ものづくりに興味のある人は両方行くのがおすすめ。
















「富士屋ホテルの営繕さん-建築の守り人-」


独特な和洋混交の建築様式のホテルを補修、造営する「営繕さん」たちの仕事を紹介する展示会。建築は立てて終わりではなく、日々のメンテナンスがあってこそ生き続けるのだと感じた。




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