動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか


動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか


生命とは、絶え間ない流れの中にある動的なものである。読んだら世界がちがってみえる。哲学する分子生物学者が問う「命の不思議」。今まで体験したことのないサイエンス・ストーリー。


生物と無生物のあいだ」と比べ文体が軽く、取り扱う内容も散漫な印象があった。あとがきを読んで分かったが、雑誌のに連載した文章を集めた物だそうだ。「生物と〜」では、科学者の研究に捧げる情熱の物語を軸に、生命の定義に迫る内容だったが、本書はダイエットやアンチエイジングなど、柔らかい話題を切り口としている。ハードカバーだが新書的な内容だった。

単行本: 256ページ
出版社: 木楽舎 (2009/2/17)
発売日: 2009/2/17

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